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もとつ香のにほへる君が

愛の意味を考えてみた

このままで良いのか?

先日、普段どんな音楽聴きます?と何気ない会話のなかで聞かれたときに、すぐに返答できない自分がいた。頭の中に自分の音楽プレイヤーの中身を思い浮かべても、9割がアイドル、1割は以前好きだったけどもう5年くらい興味がなくて活動も追っていないバンドの曲だ。9割の内訳は、6割がジャニーズ、3割が48系列。普段音楽を聴くのは電車に乗るときくらいだが、そもそも電車には1ヶ月で5回乗ったらマシなくらい、乗らない。すなわち、私の中で音楽を聴くという行為は「無ければ死ぬ…!」というほどの熱量を持っていない行為の一つなのだが、全く音楽を聴かないという人はいないのではないだろうか。

 

私は今大学生で、自分ジャニーズ好きかも、と思ったのは小学生の時で、それからずっとアイドルが好きなことを公言してきた。周りにも公言している子がたくさんいて、受け入れてくれる空間が常にあった。全く興味がないのに「昨日何気なくキャバ嬢のドラマ見てたら安井くん出てきてビックリしたよ」とか、「安井くん、中居くんに振り付け教えてたの見たよ」とか、「乃木坂がMステ出てるの見たんだけど、3列目にかわいい子いた!名前なんていうの?」とか、なんとなく見ていたテレビに出ていたアイドルについて私に聞いてくれる友人もいて、学校に通っていてアイドルのことを話さずに終える1日は無かった。毎日どんな小さなことでも、ほんの数秒でも、アイドルの事を話していた学生生活を送ってきた。

来年から社会人で、社会人が職場のひとにアイドル好きを公言すべきか、そうでないかは、環境にもよるのかなあと思ったりする。今まで私がいた環境のように、受け入れてくれる空気があれば「大阪で活動してる関西ジャニーズJr.の2歳下の子が好きで」とまでは言わないにしても「ジャニーズも48も好きです」くらいなことは言えるかもしれない。けど、来年からそういう環境なのかどうかはまだわからない。そのために、最近身を置くことになった新しい環境ではアイドル好きを隠す練習(?)をしていて、最初の質問をしてきた人にも「ん~~…普段音楽あんまり聞かなくて」と言葉を濁したのだった。

その質問をしてきた人は、じゃあ普段家で何をしてるんですか?とも聞いてきた。普段家でしていることと言えば、ザ少年倶楽部の録画を見るか、まいジャニの録画を見るか、優馬コンやパリピポのブルーレイを見るか…といったところだが、もちろんそうは言えるはずもなく。「録画を見てます」「ライブのブルーレイを見てます」と言えば必ず「なんの?」と返ってくるからだ。家では、食事とか掃除とか洗濯とか生きるためにやること以外は本当に「アイドルを見る」ことしかしていなくて、中学生の時は家で宿題をやっていたけれど高校生になってからは学校で宿題を終わらせてから帰るようになって、大学のレポートも大学にいる間に書く。特に大学は、みんな同じ学費を払っているのだから大学の明るい電気の下で卒論の本を読むし、趣味の本も読むし、飲食可能な雑誌などが置いてあるスペースでドル誌も読むし、大学のパソコンを使ってレポートを書いて印刷もする。特に寒い時期と暑い時期はできるだけ大学にいたほうが光熱費も浮く。家にいる時間は、録画か、ネットでアイドルのブログを読むか寝るか…で、リアルタイムでテレビを見ることもほとんどない。それ故に、若手女優や流行りの芸人にもものすごく疎い。先日、まいジャニで初めて永野のネタを見た、とTwitter(鍵アカ)に書いたら友人から「は?www」というリプが来た。どうやら、二―ブラの人たち(名前忘れた…なんだっけ…ダンソンの人たち…)の時も「まいジャニで初めて見た」と発言していたらしく、1年経っても全然変わってないじゃん自分…と思ったのだった。

 

もう何年もの間、毎日アイドルのことを考えて過ごしている。アイドルのことを考えない日はない。アイドル以外の趣味が本当になくて、これといった特技もなくて、就活の時は決して特技とは言えない大学の部活を書いたり、もう自信はないけれど昔習っていた楽器を趣味特技欄に記入していた。全くできないわけではないので嘘を書いているわけではないのだが、一番の趣味は楽器じゃなくてアイドルを見ることだし、多少の罪悪感みたいなものはある。服も化粧もそこまで流行に敏感なわけでもなくそれなりの興味だし、運動もしないし、料理は一人暮らしであるがゆえにやらないと死ぬのでやっているだけ…という意識が強く、趣味とは言えない。凝ったものも作らない。

21歳、大学生。このままで良いのか?